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子供はよくこける。
だが大人はあまりこけない。それは
人間の多くが毎日行う行動だからじゃないのかな・・・

つまりわれわれ大人にとっては毎日毎日行っている「枯れた技術」なのだ。
生まれてしばらくして二本足で歩き出してから
長年培った技術なのだと思う。

ぬかるみや階段、ちょっとした段差も一度や二度はバランスを失ったり躓いたりでこけているはずだ。
しかしその経験、しかもこけて受けたダメージこそが学習だと言える。
痛ければ痛いほど、もう二度とやりたく無いのだ。

しかし、それでも大人になった今でも、ゼロというわけでは無い。やはりこけることはある。
完全などありえ無いし、どんなに経験を積んでもイレギュラーや珍しいケースにはまることはあるのだ。

なぜその事を理解出来るのに多くの人は失敗を恐れるのか？
完璧で無いと許さないのか？

世の中は完璧を目指したがるが、もともと完璧なんて無い訳だから
ちょっとゆるく、しっぱいしてもエヘっとした出して
みんなにちょっと笑われながら立ち上がるくらいの社会で生きたいと
思うのです。