DAYS_

Koichi Futatsumata

swiss trip 3 (atelier oï, Wengen- Jungfrau)

DSC011177・8日目。Barden/バーデンを出発し、Biel/ビールを経由してビール湖沿岸にあるLa Neuveville/ラ・ヌーヴヴィルへ。ここに建築からプロダクトまで多彩な活動で知られるatelier oï/アトリエ・オイがあります。共同主宰を務めるパトリックさんが案内してくれました。アトリエ・オイは昨年秋、僕も参加した展覧会SHOWCASEでも一緒でした。
DSC01128きれいな古い田舎町。いいですね〜、敢えてこの環境に身を置く感じ。クライアントはほぼ100%遠隔で、ここを拠点にメンバー皆、外へ移動して行く感じだそうです。
DSC01116元アメリカン・モーテルを改築した素晴らしい事務所。ここでは明かせませんが、数々の進行中プロジェクトを説明して頂いた後、付属のいい感じのダイニングルームでランチまでご馳走になりました。今年のサローネでも様々な発表を予定しているそうで楽しみです。僕も今年も参加予定なので、彼らの発表も見に行こうと思います。
DSC01143そのままパトリックさんの案内で週末ということで、「山」へ。「山」に行きましょう、とは言われてましたが正直油断していました。案内されるまま、Interlaken/インターラーケンを経由してスイス有数のリゾート地Wengen/ヴェンゲンに夜到着。
DSC01144 DSC01156翌朝。ホテルから目の前に広がる風景に唖然としました。ここヴェンゲンの標高はまだ1300mくらいで、ここから一度乗り換えながらユングフラウ鉄道で約3500mまで上がります。
DSC01167DSC011722300m付近までは世界屈指のゲレンデが続き、そこから終点のJungfrautoch/ユングフラウヨッホ駅=通称Top of Europe、3454mまではひたすら岩を削ったトンネルを行きます。
DSC01222その名の通りヨーロッパで最も高いところにある駅。信じられないですね、ほぼ富士山の山頂くらいのところまで列車を通そうってこと自体。しかも100年ほど前に開通したそう。
DSC01185そこからエレベーターで上がると信じられない光景の中にスフィンクス展望台があります、付属のレストランで食事も頂きました。
DSC01202そして、零下25℃の外にも出られます。晴天ながら、さすがに風に煽られ顔も歪みます、情けない顔。
DSC01209目の前にそびえるJungfrauの頂上は4158m、その途中(右上)には小さな山小屋も見えます。アルピニストの凄さを少しだけ感じれたかも。
DSC01204さすがに空気が薄く、常に早歩きしている程度の鼓動や耳に圧迫感を感じますが、少しすると慣れてきます。
DSC01186そして残念ながら写真がないんですが、下りは2300mのEigergletscher駅で列車を降り、そこから1300m付近のWengenまで何とソリで下りました・・・。スキーヤーにとっては憧れのゲレンデを木製のタンデムのソリ。ヨーロッパでは結構ポピュラーなんですね、ソリ。でも初ソリですからそれはもう大変でした。しかも何も聞いてなかったのでメンバー皆ほぼ普段着(雪山仕様でない)のまま。どんな状態だったかは想像にお任せします。

次は、ピーター・ズントーの建築ツアー2日間。


swiss trip 4 (Chur, Trin, Sumvitg…)
swiss trip 2 (ECAL)
swiss trip 1 (workshop in wogg)

SHARE :