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佐々木 亮平「DAY PATH NOLING / 習慣の形骸」展

編集部ブログよりイベント情報です。
IMG_4267 10月19日(金)より、福岡を拠点に活動するアーティスト・佐々木 亮平による展覧会「DAY PATH NOLING / 習慣の形骸」が開催されます。会場は2会場となっており、一つは福岡市・博多駅南にあるコンセプトストア「FROM WHERE I STAND」(19金~28日)、もう一つは天神のギャラリースペース「UNION SODA」(23火~30火)と
なっています。作品のモチーフは日常的な自然物で、言語の壁を超えて世界中の人々が目にしているオブジェクト。そのオブジェクトをスマートフォンで世界を瞬時にスキャンできるような現代と争うかのごとく、ゆっくり、しっかりと自分の中に読み込んでいき、オリジナリティあふれるイメージを生み出していく。本展は、過去に手がけた作品をはじめ、今回のために仕上げた新作を織り交ぜた構成で、佐々木 亮平の作品を一堂に会した展覧会となっているとのことです。また、展示プランやレイアウトは写真家の水谷太郎 (@tmztn )がディレクションを担当、10月23日(火)のUNION SODAでの開催初日は佐々木亮平とともに在廊しオープニングを行う。今やローカルの枠を飛び越え注目を浴びる福岡のアートシーンの感じとは異なる、
新たな世界観に触れてみてはどうでしょうか。



以下、ディレクションを担当した写真家・水谷太郎氏より。

僕は思い出す、「都市でものを作るものは、情報だけを相手にしていては枯れて死ぬ。
自分自身が自然であり、食料(糧)とするイメージの獲物は、日常光景の驚くべき発見でなければならず、
また、透明の湧き水のようにピュアなものでなければならない」
という自分が若き表現者であった時にキュレーターから言われた言葉を。

これは、行きずりの風景であり、必然の出会いによる”立体たち”の記憶である。
作品に閉じ込められた、ゆっくりとしっかりと読み込まれていく(ロード)時間は
異常に加速していく時代に「美しきアンソロジー」として静かな警笛を鳴らす。
まだまだ、福岡のストリートにはアートの衝動が眠っている、
若き才能に出会い、自分もまた糧となる新たなイメージの獲物をここで獲得するのだ。』



佐々木 亮平「DAY PATH NOLING / 習慣の形骸」展

会期:2018 10/19(金)~28(日)
会場:FROM WHERE I STAND

会期: 10/23(火)~30(火
)
会場: UNION SODA

オープニングレセプション
10/23(火) 18:00〜22:00
会場:UNION SODA

どなたでもご参加して頂けます。


FROM WHERE I STAND 

住所:福岡市博多区博多駅南 1-9-18 WITH THE STYLE 内
Tel:092-433-1139
時間:10:00~23:00

料金 : 入場無料


UNION SODA 

住所: 福岡市中央区大名1-1-3-201

時間:10:00-22:00

料金 : 入場無料




佐々木 亮平

1985年福岡県生まれ、福岡県在住。 
2007年よりライブペインターとして福岡を拠点に活動を始め、九州を旅して出会ったコトやモノなどにインスパイアを受けて作品を制作している。2013年に参加したLivepaintDOJOでkaikaikikiより『GEISAI賞』を受賞。2014年に初個展を東京・半蔵門のANAGRAで開催。カルチャーマガジン『WIRED』での公募企画「CREATIVE HACK AWARD」にて奥田一平との共作がノミネート。2015年に2回目となる個展をANAGRAで行う。 同年、中目黒の「HATOS BAR」と「KINFOLK lounge」にて個展を同時開催。雑誌『THE DAY』にデザインパーカーへの作品と、ZINEを制作し提供。ほか「BEAMS T」への作品提供と併せてBEAMS 原宿での作品展示など。
現在は、“岩” “石”のモチーフにしたもの、日本特有の剪定が施された庭木(主に槇/真木)を描写。

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