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5/24より　福岡県うきはにある、ぶどうのたね　にて　市川孝さんの器展がはじまりました。

市川さんとはまだ東京在住の頃に個展に通っていて　福岡に来てからも、こちらでも
やってくださいね〜と毎年年賀状に書いていました。　そしてやっと（笑）開催のお話を
そしてそして、料理会で市川さんの器にお料理をさせて頂く事に。願えばかなうとはこのことですね。


市川さんは器をどんなシーンでどんなふうに使うのかということを細部まで考えながら作られています。暮らしの中にすっと入って、日々の営みが気持ちよくなるというか。使えばつかうほど市川さんの器に魅了される方が多いのがうなずけます。


昨日の料理会ではまずメニューを私があれやこれや考えて、その説明や要望を市川さんに送って、市川さんがそのメニューを食べるシーンを想定して作ってくださった器達がずらり。　前日の準備にうかがったときの器達を拝見したときのワクワク感はもうそれはそれはだったのです。


今回メインで使わせて頂いた耐熱のお皿。これは直火もだいじょうぶで、もちろんオーブンも大丈夫。　感じも重たすぎなく、かといって軽すぎない様子が凄く好きです。　耐熱皿と言って　イメージするのってやはりグラタンとかになってしまいがちですが、そうでなくって、その器だから美味しく、そして使いたくなる料理がいいなあと考えました。

リバーワイルドのイチゴ豚（塩、ハーブでマリネしたもの）と２種類のジャガイモを
この器を直火にかけてジュージュー焼き、最後は蓋をして蒸し焼きにしてふっくら。
ハーブをたっぷり刻んで頂きます。　出来立ての熱々のお鍋をお客様の前にお出しすると
わ〜と！テンションがあがってましたね。　


食べながら使いながら　市川さんの器の話や、私の使い勝手の話、そして食材のお話など
をして。おもしろかったのが　いつもの料理会では食材の話、味の話が参加者のみなさんでも飛び交ってるんですが、今回はこの口当たりが違うね。とか盛った感じがどうとか、器の話と料理の話が飛び交って、そのうちにどんどんみんな美味しい顔から、欲しい器を買わなくちゃのハンターの顔に。　そのあと手に取る器がみなさんまた違って見えたようです。

市川さんは　ただ器を見てもらうのではなく、その展覧会の空間でのあらゆる＜こと＞を感じて帰って欲しいと、おっしゃっていました。

細部に日々が気持ちよくなるヒントが溢れています。
是非　体感しながらイメージしながら楽しんでください。

ぶどうのたね　さんはいくつか敷地内にお店があるので
ゆっくりお楽しみください。


市川孝　器展　＜食べることは暮らすこと＞
5/24~6/1(在郎　5/24,5/25)
住所　　福岡県うきは市浮羽町流川333-1
営業時間　　10:30-18:00
TEL　　0943-77-6360