CENTRAL_

先週は東京での打ち合わせ前後で城崎（兵庫）と京都へ打ち合わせのため行って来ました。
城崎、吹雪いて寒かったですがよい土地ですね。地場の人々でそこにある自然や温泉や食や産業をしっかり見据えてそこで自らが出来ることを腰を据えてやっている、過剰な欲に流されず。だから、小さな温泉街が全く壊れていないんです。老若男女、皆が互いに関係して生きている感じ。中でもお邪魔したのは志賀直哉が「城崎にて」を書いたことで知られる三木屋さん。オーナーの片岡さんにも大変お世話になりました。これは爪酒。蟹の爪で香り付け、ほんと美味いんです。
京都では、信頼するお二人にご案内頂いて、日頃から交流が深いという料亭・和久傳さんへ。高台寺和久傳では、お部屋を細々見せて頂きました、美しいディテールの数々。そして、室町和久傳では夕食を。
翌朝はお二人の自宅で朝食。一枚板の無垢天板に漆器のみ。いいですね。それとヴェネチアにベースを置いて活躍されるガラス作家・三嶋りつ恵さんの京都のギャラリーへお邪魔して皆で談義。作家としてのこれまでをいろいろお聞き出来てほんと刺激になりました。素晴らしいご縁がまた出来そうで感謝。