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Koichi Futatsumata

親友の園舎

hake3年以上前から携わってきた熊本の「はけみや保育園」が間もなく竣工します。園長は実は同郷(鹿児島)の高校サッカー部の親友/堂森宏一(彼のブログが何よりも建築現場の過程を過絵馬見れる)。彼は元々は畑違いだったんだけどいろんな巡り合わせでこの園の園長になり、畑違いこその着眼でいろんな試みを取り入れながら新しい保育を実践しようとしている。そんな彼の新たな一歩、園舎の建て替えという大きなチャレンジを最初に相談されたのは確か3年以上前。そして約2年ほど前から同じ福岡をベースとする建築事務所/リズムデザインとの共同設計が本格的に始まった。こういう公共性の高くスケジュールのシビアなプロジェクトでは、よい園舎をつくろうとすればするほど、事例のないことが増え、手続きが困難を極め、通例に従わないことをよく思わない抵抗者が増え・・・いろんな難題が降り掛かる。これまで正直何度も折れそうになったのだけれども、園長や関係者、設計チーム、施工会社、周辺の協力者の方々、皆の力でついに竣工を迎えようとしている。子供たちの園での豊かな暮らしを考え抜いてきた園長の姿に皆が心動かされここまで来れたようにも思う。なかなかやります、園長。あともう少し。

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