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Koichi Futatsumata

与論島

2与論島に行ってきました。進行中プロジェクトの現調と打ち合わせのため。福岡からだと鹿児島経由か沖縄経由になります。真夏以外は便も限られるので必ず1泊します。
39これで来島は2度目ですが、敷地前のリーフ素晴らしい。前回は舟を出して頂いて沖から敷地を確認したんですが、ウミガメ数匹泳いでて、引き潮時にだけ現れる百合ヶ浜(ゆりがはま)も素晴らしかった。
6マックス強い台風と山がそもそも少ないので普段からの暴風で、自生植物は皆枝がうねって野性的な荒々しさ。島では敷地境界の目印にソテツを植えるのが昔からの習慣。時間が経つと根が張ったりしてその境目がよくわからなくなるんですね、困った事に。
7今回は島で関わる方々の歓迎を。いわゆる「与論献捧(よろんけんぽう)」です。順に一気に飲み干すのはかなりしんどかったんですが、でもこういうのは有り難ものです。帰り、ニュースにもなってましたがJAL全体のシステムエラーの影響で沖縄からの便も欠航したんですが、ここはJGCの特権でANAへ速やかに切り替えてもらい、何とか帰れました。
1今回、ここでは個人の書斎スペースをメインとした別荘を計画しています。インターネットのおかげで仕事はどこでも出来る時代なんだと実感しますね。我々もそうですが、遠くの出先でも、拠点が地方でも、ネット環境に少し気をかけておけば、どこでもいいわけです。ある程度、事前に気が通じる関係性が出来ていれば特にです。故に直に会う事も当然重要ですし、我々だと現場があるのでもちろん移動は多いんですが、でも基本的に生活の拠点をどこにおくかは、どこに住みたいか、どこが性に合うか、でよくなってきているんですね。あとはそれが一カ所限定でなくても、いくつかの居場所をつくっていろんな状況に応じて移動して生活するのも素晴らしいですね。今回のお施主さんもそうだと思いますが、気持ちを切り替えたり、多様な環境や考えを自然と受け入れたり、より創造的です。

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