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泥染めワークショップ
January 09, 2015 / DIARY, INFO
現在、福岡PARCO新館5階のcitrussで開催中の
「NEW YEAR ISLAND “ 奄美大島 友の会 ”」。
その一環として催された、金井工芸さんによる泥染めワークショップへ行ってきました。
昨年末、奄美大島で泥染めの取材をさせてもらっていたのですが、
その時は取材や撮影をしていたため泥染めの体験をすることができなかったので、
今回、より染めについて理解できるよう再取材的な意味も込めて、
実際に泥染めを体験させてもらいました。
奄美の泥染めをすごく簡単に説明すると、
まず、奄美大島に自生する車輪梅(しゃりんばい)を煮出した染料(下画像の赤い方)で染め、
その後、150万年前の地層で鉄分豊富な泥(下画像の黒い方)で染め上げていきます
(車輪梅の染料と泥の化学反応で色が変化するようです)。
今回のワークショップでは、仕上がりをグレー系にしたい時は泥を使い、
ピンク系にしたかったら泥は使いません。
赤い染料→泥を繰り返せば繰り返すほど、
黒に近づいていくそうです。
それでは、大まかではありますがワークショップの流れです。
新学期で学校が早く終わった長女が、
アシスタントをしてくれました。
まずは、金井さん(左)による泥染めの説明。
模様をつけるため、布を糸でしばります。
ハンカチはピンク系に、Tシャツはグレーっぽくしたいと思います。
グレーを目指すため、赤の染料2つ→泥→水洗いを繰り返します。
赤系は、赤の染料2つと水洗いを繰り返します。
そして、糸をほどくと
このような感じに。
照明の具合と濡れているので濃く見えますが、
Tシャツは薄いグレーに仕上がりました。
このワークショップは、
明日も開催されるとのことですので、
citrussに定員数などを確認の上、
参加されてみてはどうでしょうか。
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