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swiss trip 4 (Chur, Trin, Sumvitg…)
February 26, 2015 / DIARY, TRAVEL
9・10日目は、スイス人デザイナーのカルロ・クロパスさんに案内して頂き、彼のオフィス訪問とその近いエリアにある、ピーター・ズントー(建築家)の初期作品ツアーに。写真はカルロの活動拠点/トリンのバス停で。パトリックさんと同じく彼も昨秋のSHOWCASEの展示でご一緒させて頂きました。ピーター・ズントーは言わずと知られた建築家、20年以上前のa+u(建築雑誌)の特集号、今も持ってますが何千回誌面のディテールを眺めたことか、。まずはトリンにあるカルロの一戸建てのアトリエ。良過ぎます、奇麗な場所。2階にプライベートスタジオ、1階に工作所。1:1のモデルや試作がたくさん。お土産に彼の作品のカトラリーを一つ頂いた。しかもここは生まれ故郷であり、自宅(実家)もすぐそばにある。夜は朝ご飯を準備してくれたご両親にも挨拶させて頂いて、近くのアパートメントを借りてもらいました。写真はそこからの眺め。カルロの物静かで優しい人柄はここでつくられたんだなぁとつくづく感じるような長閑な場所。いいですね、地に足ついた生き方と仕事の関係。奇麗な道中。スイス鉄道の奥深さを感じながらどんどん渓谷を入っていくと、いよいよ。スンヴィッツにある「聖ヴェネディクト教会」。駅から車で10分ほど急斜面を上がった山沿いに小さな木造の教会。言葉にならないほど美しい。築25年ほど、時間経過を全く感じない。自然と対峙する人工物の美。自然に溶け込んだ・・・なんて言わせない造形感。クールの古い町並み。
クールの街中にある「ローマ時代の遺跡のためのシェルター」。これも目が腐るほど写真を眺めていた建築。同じくクールにある「マサンスの老人ホーム」。エントランス側の住人たちの社交場になっているパブリックスペース素敵すぎ。ディテールいいですね、優しさ十分で隙もない。最後はやはりここ、「Therme Vals」。カルロと日本勢と5時間は入ってました。残念ながらカメラ持ち込めず、中の写真はないですが、10日間の強行スケジュールの疲れが少しとれました。
しかしサウナが男女一緒で真っ裸でした、日本男子少し焦り気味。
旅の最後に約10日間、部屋が一緒だったプロダクトデザイナーの藤城成貴さんと。棒ラーメンで貢献し、ソリでは助けられました。あと、この渡航を仕切って下さった芦沢さんをはじめ、関係者の皆さん有り難うございました。
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swiss trip 3 (atelier oï, Wengen- Jungfrau)
swiss trip 2 (ECAL)
swiss trip 1 (workshop in wogg)