CENTRAL_

先週末からパリに来ています。（といってもこれを書いているのはマルセイユからの戻りの列車内です）


今回の旅の友は、先日販売開始したばかりの “BRIEFING x FUJITO“のバックパック。収納力も十分で機内持ち込みには最高のスペックです。
もちろん渡航の目的は、2024年秋冬コレクションの展示会を開催する為ですが、とんでもなく寒くて心が折れそうでした。
パリの寒さは日本とは違う気がしてて、痛いほど寒い日が多くあります。緯度も東北地方ぐらいなので仕方ないにしても、油断しているとしっかり体を壊します。今回ももずくスープや味噌汁の素に梅干しなどを持参して挑んでいます。

始めてからもう8年ほどパリの展示会に出展しているので、すでに16回目とかになるのでしょうか。いつ来てもこの地はファッションという文化にとても寛容で、それでいて愛情に溢れています。僕らもその為か、ファッションウィークで仕事に来たと伝えると皆がにっこり微笑んでくれます。それぐらい街に根ざしているのでしょう。


今回のコレクションは過去一番の型数を準備して挑みました。その為もあって既存バイヤーには多くの商品をセレクトしてくれたように思います。また新規での出会いもあり、慎重にではありますが押し進めていこうと思っています。
全体的には少しだけ、勢い不足の感がバイヤーの皆さんから感じられました。コロナ以降で一度盛り上がったんですが、やはりそうはいかなかったというところでしょうか？天候不順とかの話ではなくて、単純に売れづらいのかも知れません。

飛行機のチケットは少しだけ落ち着いてますが、宿もご飯も円安の影響もありとても高く感じます。次回の6月はパリ五輪前ということもあって過去最高のコストを覚悟していた方が良さそうです。国をあげて世界中から人が集まるので、それは盛り上がることでしょう。


初めて入ったお店がとても好みだったので、写真を。ポルトガルとフレンチのフュージョンでした。

老舗のフレンチは予約必須の大賑わいでした。料理もガツンとパリらしい感じでうまし。